| エリザベス・キューブラー・ロス博士について | |
エリザベス・キュブラー・ロス博士は精神科医で、死と死の瞬間という分野を開拓した本「死ぬ瞬間」の著者である。彼女はこのテーマにおいて最も愛され、尊敬される存在となった。70代の今も生活のほとんどを死にゆく人々のために働いて過ごしている。スイスのチューリッヒに三つ子の一人として生まれた。1957年にチューリッヒ大学医学部を卒業した後、1958年に渡米した。当時勤務していたニューヨークの病院での瀕死の患者の扱いに彼女は愕然とした。「彼らは避けられ、粗末にされ、だれも彼らに正直に接していなかった。」彼女の同僚たちとは違い、いつも末期の患者とともにいて、彼らの心の声を聴いていた。 彼女は自らの経験を語る瀕死の患者についての講義を始めた。 1969年の最初の本「死ぬ瞬間」はキュブラー・ロス博士を世界的に有名にした。 「私の当時の目標は、患者が心の奥深くの悩みを訴えることを禁じる専門家の拒否の姿勢をうち破ることだった。」と書かれている。 このテーマについて何年間も満席の聴衆に向かって話をし、20冊以上の本を書いた。これらは"To LIve Until We Say Good-Bye", "On Children and Death", "AIDS the Ultimate Challenge and her autobiography", "The Wheel of Life"などである。本は25カ国語以上に翻訳され、また彼女は20を越える名誉博士号を受けている。 1995年に彼女はひどい発作におそわれた。麻痺が残り、彼女自身死と向き合うこととなった。容態が安定したとはいえ、彼女は発作から完全には回復していない。 「私はゲートを出たのに離陸できなかった飛行機のようなものです。ゲートに戻るか、そうでなければ逃げ去ってしまいたい。」 現在彼女はアリゾナに住み、鳥やコヨーテとともに過ごす日常を楽しんでいる。彼女はちょうど最新作"Life Lessons"を書き上げたところである。この本では二人の死についての専門家が生きることの神秘について私たちに教えてくれる。「最後には生きることに関する本を書きたいと思っていました。」 |