告別式について

全ての写真は、御子息のKenの御許可を口頭でいただいております。
「追悼及び告別」の儀式は、2004年9月4日(現地)Scottsdale Bible Curchで行われました。

式場内に、宗教色は一切なく、日本では見られないような多種多彩(色)な花材を使用したアレンジメントで飾られ、日本LDTワークショップの方々が折られた千羽鶴も、Speaker Tableに架けられていました。

2:30 アンドレ・ボッチェリが歌う「Time to say Good-bye(Conte Parmiro?)」の流れる中、先生の写真がスライドに次々と映し出され、涙と共に"あの写真だ""この場面だ"と頷きながら、数々の先生の思い出を蘇らせずにはいられませんでした。

2:45 突然、式場後方からゴスペルソングの歌声が響き、白いサテンのガウンをまとった黒人聖歌隊が入場。
舞台に立って、リーダーの合図の許、我々も拍手の(Clap hands)をしたり、立ち上がって、始めは右腕を、いつの間にか両腕を左右に振って、最後には全員が一体感を共有したところでAmazing graceのソロと共に着席し、式典開始の心の準備が出来上がっている心憎い演出。

3:00 Mr.Pat MacMahorの心暖かい、しかもユーモラスな開会の挨拶に続き、まず先生のお嬢様のBarbaraの話、きりりと簡潔で、しかしやはりユーモアを混じえて、良い意味で湿っぽくない、印象的な内容に、流石先生のお嬢様と深い感銘を受けると共に感服いたしました。

次のMs.Diana Edwardsは、Speechでなく「死を控えた子供に死を教える歌を」という、先生のご依頼で作詞作曲された歌をギターで弾き語り。
その後の方々のスピーチも、日本のように紋切り型でなく、ユニーク、ユーモラス。
お棺の中の先生のお顔を覗き込みながら話される方や、中には"エリザベス、こんなに長い時間、僕の話を中断しないなんて珍しい!!」とコメントされる方までいらして、これが本当の追悼メッセージであると学ばせていただきました。

全ての方々のスピーチに共通したのは、"悲しみ"でなく、「尊敬」と「感謝」と「先生が望まれていた世界への旅立ちを祝福する、お祝いする」という表現であり、参列者全員も皆同じ思いであったと確信いたします。

予定を少々過ぎて、5:10頃、再度、黒人聖歌隊のゴスペルソングと共に全員が立ち上がり、最後にはロックコンサートの会場のようになり、「皆、うるさくてなかなか眠れない」と怒鳴りながら、先生がお棺の中から起き上がられるのではないかと心配になる程の盛り上がりの中、暖かい涙と笑顔と共に式は終わりました。

日本では勿論のこと、米国でもこのような告別式(葬儀)はないのではないでしょうか。先生らしさを盛り込んだ素晴らしい式で、演出、進行にKenやBarbaraの"まさに親を思う子供の心"がひしひしと伝わってなりませんでした。
この日の夕焼けは、まるで"先生の情熱を胸に焼きつけておくように"と天が啓示するかのような輝きでした………。

(告別式の案内状はこちらです)


EKR Center日本支部代表 堂園凉子

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